「何事も笑ろうてしまえ年の暮れ」と13代の宗家の円能斎が読んだ句。
師走という正月休み前はサラリーマンにとっては駆け足で過ぎ去って行く。
しかもバタバタで余裕がない日々で年末を迎える。
年の暮れくらい笑って過ごしたいゾ。
今日はクリスマスなのを忘れていたのは茶道をやっていたからだと思いたい。
だってこの時期の茶杓の銘は「無事」とか「飛鳥川」だから稽古に行くと気分は年末なのよ。
クリスマスの茶杓の銘なんて知らんもん。
たまには真面目に記録に残さなきゃと思う茶杓の銘があって
「福笑い」という銘をこの時期に付けてもOKという事。
福笑いは正月か2月のおたふくダルォォと思うのは正解だ。
茶杓の銘を聞かれた時に上の句を読んで
円能斎が読んだ句だし、最後くらいは笑って年の暮れを迎えましょという解説を加えたら、なるほどなと思うの。
たまには真面目に記録しないと来年にはスコーンと抜けているからね。
アウトプット大事。
茶道って王道を歩みつつもひねる所はひねるのが魅力だと思うゾ。