オッス、オッス。
お点前が上手な人と下手な人ってどんな違いがあるのかを先生に聞いたよ。
結論:その人自身が相手のお点前をどう感じるかは
その人の感性による
という全く解決になっていない回答が先生からの回答です。
10年続けてスタートラインの世界なので仕方がないとは思うんだけれど
こういう抽象的な所が現代の新しい人が入ってきにくい理由の1つだと思うの。
そもそも感性がある人ってなかなかいないし、感性は沢山の物や事柄に触れて磨かれるものだと俺は思っているので表現するのは難しいのは理解できるんだけどね。
下手な人の具体例を教えてもらったら
・柄杓で水を汲むときにガボボって音をさせる人(肥溜めの汲み方)
・袱紗捌きをする時にシュっと音を立てる人
とわかりやすい例はこんな感じだ。
俺自身が色々な人のお点前を見ていて感じた事は
お点前が上手な人は、ゆっくりとした袱紗捌きのような気がする。
セカセカ捌く人は見ているこっちもセカセカしてくる気がする。
というか雑だなぁと思う事もあったりする。
人を貶すわけでは決してないんだけれどね。
今回の教訓は社会でも自分が思っていない所で違った見方をしている人が大勢いるんだなという事。
好意的な目で見る人が多ければいいんだけれど、否定的な目で見る人がいたら仕事もやりにくいんだろうなと感じた。
仕事もお点前を見ている人や関わる人がマイナスの感情を持たない振る舞いができるといいなと思う。
そういう事を稽古で習っている気もするんだよね。
ちなみに、他人に「稽古で人が心地よく過ごせる訓練をしているんだ」と伝えると
ほとんどの人が「やだ、素敵」となります。
物は言いようだし現代ビジネスマンの人口増やすなら、売り文句として使えそうな会話だ。