名正客ぶりを見る

明けましておめでとうございます(もう2月も近い)

 

今年最初のお茶時に参加したよ。

 

正客をした人の名正客ぶりを見て茶歴が長いとさすがだなと新年早々思った。

 

その方はとにかく上手に褒めるし聞く。

 

文字にすると本当に陳腐な感じなのだけれど、そうしか言えない。

 

たまに大先生クラスで正客に座る人で言葉はへりくだっているけれど「私、偉いんですけど何か?」みたいな臭いをプンプンさせている人も何人か見てきたから本当に上手に相手に花を持たせるような場の持たせ方っていうのは凄いなと思った。

 

もし自分が正客に座ることがあると仮定すると今の自分のレベルだとマニュアル通りの聞き方しかできないと思う。

お見事なお道具ですねくらいが限界だと思う。

 

何気ない話や道具の話をとにかく上手に聞くし、知らない事は正直に聞くから席に座っていても気持ちが良い。

干支の物や珍しい蓋置等もちゃんと拝見かけるのもさすがだなと思った。

 

あとで先生にどうやったら名正客になれるのかを聞いたら稽古と経験と一言で片づけられてしまった。

やはり重ねた年に叶うものは無いのかもしれないなと思ったとさ。