オッスオッス。
たまには真面目な記事を書くゾ。
茶道の先生の時給はいくらになるかを計算してみる。
ガバガバな調べ方なので文句は無しでオナシャス!
2020年の平均年収は約450万円で時給換算するとが約2000円なのを参考まで。
稽古場を見ると月謝は月に5000~10000円くらいと幅広い。
仮に月謝を5000円として月の稽古の回数を2回としても1回の稽古代は2500円。
お茶の先生が掛かるざっくりとした諸経費一覧
・お茶代(濃茶・薄茶)
・主菓子 お干菓子
・冷暖房代
・炭代(やらない所もある)
・道具関係(釜・茶杓・茶筅・茶巾・茶碗・仕服・掛け軸・花入れ・お炭の道具等)
・自分が教えた報酬
使用するお茶は嘉辰の昔を参考にすると1gの単価は81円
ネット検索だと使用料は濃茶4g、薄茶は2gと仮定すると6g使用→481円
3回分で6600円だから炭手前を1回すると2200円
鶴屋吉信の主菓子を選んでみたゾ
単価は432円
干菓子は薄氷を選んだゾ。
薄氷の単価は1枚100円だ。
茶道具全部を金額にすることは俺にはできないのでわかるだけの部分を計算
炭手前を省略して主菓子・干菓子とお茶代だけでも1013円。
炭手前と濃茶と薄茶を一通りやると約1時間半はかかる。
平均年収の時給に1.5をかけると3000円
1回の稽古の最低見積の合計:4013円
最低見積+炭手前付:6213円
こうやって改めて雑だけれど金額をはじいてみると今の先生達ってほぼボランティアだよなぁ。
バブル期はデパートに出稽古に行ってた時は足代抜きで1回20万くらいはもらえたといっていたから今は本当に大変だよなぁ。
道具を親の代から引き継いだから先生自体には直接の金が掛かっていないとしても俺のようなバカ弟子が茶碗をガチャンと割るリスクはあるし茶杓は竹で出来ているので袱紗で柔らかく拭いたとしても小さいダメージは残りいつかは折れる。
使う以上どうしも道具は傷むし。
道具が傷むのも畳が汚れるのも覚悟の上。
それを承知で教えていると俺の先生は言っているから教えてくれる先生には本当に感謝しかないよな。
そういう覚悟で教えてくれるからバカな俺なりに一生懸命習っているんだけどね。