口伝である以上はね

オッス、オッス。

 

題名の通り、茶道って一番下のお点前以外は口伝なんだよね。

 

四ヵ伝より上のお点前は先生から教わった事が全てなんだよね。

口伝である以上、正しい、正しくないとかは普通はわからないと思う。

 

youtubeでアップされている動画を見ても皆さんそれぞれ違う。

貶すわけではなくて、俺自身も何が本当に正解がわからないのよね。

動画を見ても唐物なんかバラバラ過ぎて本当に混乱してしまうよ。

 

口伝であるから正解が無いのは仕方が無いのだけれど

今の俺達の世代のように生きていくだけでギリギリな世代は

お金を支払って正解かどうかわからないってどういう事?と思う世代だと思う。

 

先生がそこを右と言ったから右と言う稽古の内容だと、お金をドブに捨てていると感じるし、加えて先生が間違って覚えていない保証も無いなら意味が無いと思うよ。

 

小中学校の時に良い先生だった人は「どうしてそうなるのか」をちゃんと説明してくれる先生だったから興味を持てたし授業も楽しかった。

逆に「こうなるから」しか言わない先生の授業は理解も出来ず退屈だった。

 

実際、おば様達の中には「引退されたうちの先生はあまり教えてくれない先生だったな」と後悔されている方の話も聞いたことがある。

 

何を言いたいかと言うと「そこは右と言えば右」と言う時代に対応できないくらい余裕が無い世代なので、お金を取るなら対価に見合う稽古をすれば人口は増えるかもしれないなという事。

 

月謝を払う対価をシビアに求められる時代になってきたんだろうなという事でした。