「抹茶」と言えば茶葉を粉にしたものだろと言われるし正解だ。
ただ茶道で使われる「抹茶」は決まり事があって普通の抹茶とは違う。
楽天で抹茶を検索すると3400件は越える(楽天検索クオリティーはお察し)けど実際に茶道で使われるのは抹茶は「どこ産」ではなく「どこの店が茶葉を詰めたか」という事が決まり事。
どうして茶葉を詰めた店が重要かというと茶道用の抹茶は職人がブレンドしているからだ。農作物であるが故にに毎年の茶葉の出来にはバラツキがあるわけだが、職人が毎年技で味に誤差がないように仕上げているらしい。
これを見るとすげぇなぁと思うし日本人特有の職人気質と変態技の融合だと思うよ。
その技術が値段となってくるわけなんだけど
茶会用とお菓子用で使われる抹茶の値段の差を!
茶道用とお菓子用の抹茶の単価をざっくり計算すると
お菓子用:1g 18円
茶会用:1g 182円
となり10倍以上の差がある。
俺も茶葉代をケチってお菓子用の抹茶で点てた事があるがクッソまずかった・・・
色を比べても綺麗な鶯色とクレヨンの黄緑色の違いだったり味と香りはお察しだ。
こんだけあるなかで、どれを買えばいいんだよぉ!と思うので、この店が抹茶を詰めたら茶道用の抹茶だという店を俺が知っているのを書いておく。
・上林春松本店
・一保堂茶舗
・小山園
・福寿園
・奥西緑芳園
あとはお茶の解説に「~斎お好み」と書いてあったり抹茶の名前の後ろに「~の昔」や「~の白」と書いてあればOKだ。
俺が稽古で使っている抹茶はお薄もお濃茶もいけるハイブリッドな茶葉で値段も良心的だ
ところでペットボトルのお茶のラベルに書いてある店なのに気が付いた?
ペットボトルの緑茶のラベルに書いてある店だったらOKだ。
ただし「おーい」の店は歴史が浅く味は該当しないという噂を聞いたことがあるので真相は色々な抹茶を飲みたい兄さん姉さんが確かめて教えてくれるとウレシイウレシイ