茶道が疲れた心に効く理由 俺論

たまには役立つことを書くぞ。

現代人は疲れていると言われるのは何故かというと所説あるが

俺は「やらなければいけない明日の事」が多すぎると思っている。

昔は携帯電話なんて無かった訳だから家に帰れば酒飲んで終了だった気がするし

基本、家族がいる人への家電は無かったと記憶している。

しかし現在は電話を個人で持ち歩くため会社からからも気軽にかかってくるし

メールに入っていたりするので疲れちゃーう。

 

明日の事で頭がいっぱいになったら疲れてしまい「今」を感じる事ができなくなる。

そして茶道は「今」を感じる稽古事だ。

 

シーンとした中で稽古をやっていると炭のパチパチっとした音やお湯が沸くとシュンシュンと音が出る。

余計な雑音が無い空間で目の前のお茶を点てるのに集中する。

甘いお菓子を食べた後に少し苦いお茶を飲む。

 

こういう時に今その瞬間に集中することができるんだ。

仕事をしている時の集中の仕方と違う感じ。

例えるなら使っている脳みその部分が違うようなイメージだ。

俺は週の半ばの夜に稽古に行くんだけれど

普通の人の多くは月曜を乗り切ると週の半ばが一番つらいという。

だけど稽古をすると頭の中がスッキリするのよ。

多分、良い意味で集中すると同時にリラックスもできているんだと思う。

 

当然、仕事や私生活がいっぱいいっぱいだとお点前は先生に注意されまくり、いつもは間違えない所で間違えたり点てたお茶がクソ不味かったりと結果がはっきりでる。

 

そんな時は「今、俺は余裕ないんだな」と思って生活を正したり息抜きする方法を考えたりして会社員生活を送っている。

 

やっている人に聞いてみたけれど、やっぱりお点前をしている時は集中しているから余計な事を考えないという人が多い。