オッスオッス。
お茶時に参加したりして思う事は茶歴とランクとレベルはイコールではないという事を痛感する。
それに加えて大先生に師事いているからレベルが高いかと言われたら首を傾げてしまう。
何度も言って申し訳ないんだけれど俺もランクは大学で言う専任講師レベルの立場になる。
じゃあ大学の専任講師のレベルで教えられるかと問われたら答えは正直にNo。
大学の助教授の資格の位置にいる人でも俺よりグダグダなお点前の人はいるのが現実。
そんな人がオンラインで稽古をしたりしているからメチャクチャだよなぁ。
どうしてそんな事が現実に起こるかは簡単で資格の取得の為の試験がないから。
「資格を取る」というと、例えば弁護士の資格を取るには勉強を猛烈にやって狭き門を通った人が初めて弁護士の資格を得られる。
茶道の場合は言い方は悪いけれど、月謝と免状代を数年払い込めば誰でも取れる。
上のランクになれば弟子を取ることもできるし月謝をもらえる立場になれる。
弁護士の例えなら金を積んで事前に試験の内容を全て知り、試験を満点で通過しただけの法律も知らない人間が弁護士として裁判所に立っている状況と同じだ。
ただ面白いのがランクが高くなくても茶道としっかり向き合った人や沢山稽古やお茶時を経験した人は茶歴と茶味がしっかりある。
年はとっていても礼の仕方が美しかったり所作に味があったり。
話をしていても風雅な感じがする本物は確かにいる。
文字に書き起こすのが難しいんだけれど雰囲気というか茶歴と茶味を持っているなと
はっきりわかる人はいる。
あとは師事した先生が教え方の上手い下手や先生自体が肩書だけの人だったりする事もあるようだ。
知り合いのおば様がそんな風な事を言っていたっけ。
これから始める人が本物の先生に出会えると人口が増えていいなと思う。
こんな偉そうな事を書いていたら先生が呆れてひっくり返りそうだけれど。