tradition or innovation

おこんにちは。

 

英語の練習がてら内容を全部英語で書いてみようと思ったけれど休日を全部使った挙句に疲労を月曜に持ち越す事に気が付いて題名だけ英語になった弱気な俺を許してください。

 

仕事や仕事先からよく聞くしうるさく言われるのはinnovation(革新)。茶道をやっていてよく聞くのがtraditoin(伝統)だ。

 

伝統と革新は対義語で俺は仕事と稽古では全く逆の事をやっている。

両方に触れる機会があるから伝統と革新の良さ悪さが少しわかる気がする。

 

茶道は伝統的な部分が強い業界だと思う。

伝統的であるという事は新しい事を受け入れにくいという部分がある。新しい事を受け入れると伝統も崩れていくものだろうと思うから。

 

ここからはまた文句プータローになってしまうのだけれど文句を言う。

この間、先生からN〇Kの茶道の番組を見せてもらった。

イケメン業躰を番組に出したのはおば様方から好評だったから茶道を習いたい若い女性も増えるでしょ(適当)

 

俺が見たのは夜話の回だったが残念な気持ちになった。

俺は夜話に行ったこともいし見たこともないから、こんな素敵な茶事だあるんだなと思ったし行く機会は限りなくゼロに近いけれど機会があれば行ってみたいなと思った。

 

残念な気持ちになったのは、これから茶道を始めたいと思った人に一切寄り添う作り方じゃなかったと感じたから。

何で暗い所でやらなきゃいけないの?とか暗い方が風情があるって何?とか思う人はいたと思うのよ。

 

俺はアホなりにも年数を重ねてきたから多少はイメージできるけれど全く知らない人はポカーンだよ。30分という尺の都合があるのは重々承知しているけれど玄人向けすぎてついていけない。

メディアを使うくらいだから人に知ってもらいたいのだろうなと想像するけれど伝わってないんじゃないのかなと思っている。

もし誰かに茶道を知ってもらいたいと思って作っていないなら格式高いでしょというのを見せつける酷いオナニープレイに近い物を感じる。

 

元々は茶道は戦国大名の男の世界だった(はず)。茶道が女性に開かれた理由は廃れてきたから(と聞いている)で、今もやっている人口は減っているし40代で若手とか言われている時点で未来は暗い。

ご新規様を増やさなければ行き詰まるのは明白だと思うよ。

 

伝統的であるという事は格式があるという事でもあるから安売りしない部分があって当然だと思う。

でも俺が生まれてから年号が3つ動き、スマホやバーチャルというドラえもんの世界でしかなかったものが現実世界でスタンダードになっている以上は伝統を守りつつ革新の部分がないとまた廃れるんじゃないかなと俺は思う。

 

というか若い人の茶道人口増えてくれ。

みんな年上の歴戦の戦士で口も達者で気が強い人ばっかりで辛いのよ。

本音は若い人と楽しくお茶を飲みたいです